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痛風と合併症の危険性

痛風の代表的な症状と言えば、足の親指の付け根の腫れと痛みです。
痛風になると、足の親指の付け根が赤く腫れ、万力で締め付けられたような激しい痛みがあります。
これは、約70%の人に現れる症状です。

ところが、この腫れと痛みは長く続きません。
長くても2週間ほどで痛みが治まります。

しかし、これは一時的なもので、しばらくするとまた同じような腫れと痛みが起こります。
痛風は、こうした痛みの間隔が少しずつ短くなると同時に、症状が進んで行くものです。
症状が進むと、合併症が起こる可能性もあります。

痛風は激しい痛みが代表的な症状の病気のため、痛みばかり気にしてしまいがちです。
ですが、痛風になった際に問題になることが多いのは、合併症なのです。

高血圧、糖尿病、脂質異常症などは、痛風の合併症として起こりやすいものです。
そこで、これから痛風の合併症として起こりやすい「高血圧」について詳しく見ていきましょう。

高血圧はどんな病気?

高血圧というのは、最高血圧や最低血圧が基準値よりも高くなる病気のことです。
しかし、血圧が高くなっても、自覚症状はほとんどありません。

人によっては、「肩こりが酷くなった」「眩暈がするようになった」
頭が痛くなるようになった」と感じることもありますが、これは高血圧だからなるという症状ではないため、
こうした症状から高血圧を見つけることは難しいでしょう。

高血圧を発見するために大切なことは、検診を受けることです。
定期的に血圧を測ることで、高血圧を早めに発見することが出来ます。
ところが、高血圧はほとんど自覚症状がないため、高血圧を早めに発見しても放置してしまう人がたくさんいます。

高血圧は放置していると、動脈硬化や心臓病、脳卒中の原因になることがある病気です。
これらの病気は命に関わる病気ですから、高血圧を放置しておくことはとても危険なことと言えるでしょう。

高血圧を予防する

痛風と診断された場合、合併症として高血圧になってしまう可能性があります。
では、高血圧になってしまわないためには、どうすれば良いのでしょうか?

高血圧の予防には、食生活の改善が効果的です。
気をつけたいことは、食塩の取り過ぎです。

食塩を過剰に摂っている人ほど、血圧が高い傾向があります。
ですから、塩分の少ない食事をするように心がけることが大切です。

また肥満を防ぐことも、高血圧予防になります。
運動をする習慣がない人は血圧が高くなる傾向がありますから、適度な運動をして肥満にならないようにしましょう。
しかし、激しい運動は痛風の原因になる尿酸値を上げることがありますから、注意してください。